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美容皮膚科クリニックは皮膚疾患のうち、美容的な要素の大きい治療を対象にしています。
しかし同じ病気で一般皮膚科でも治療可能である場合もあります。
これはどういうことなのか、「にきび」の治療を例にとって考えてみましょう。 |
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ある女性A子さんが「にきび」で悩んでいて、医療機関での治療を希望したとしましょう。 |
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この時、2つの選択肢があります。 |
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ひとつは、保険診療での治療です。
これがいわゆる一般皮膚科での治療になるのです。
この場合、A子さんは保険診療(通常、3割自己負担)での治療を受けることになり、
初診料からお薬代までの合計額の3割を窓口で支払うことになります。
ただし、にきびに対して受けられる治療は、国が定めた方法・薬剤のみが適用されます。
基本的には抗生物質の内服薬や外用剤の処方であり、その薬剤の種類も数種類のみの中から選択され、
新しい薬を処方してもらったり新しい治療法を受けたりすることはできません。 |
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もうひとつは、自由診療での治療です。
これがいわゆる美容皮膚科クリニックの治療になります。
※当皮膚科(横浜)では一般皮膚科の診療を保険診療で行っておりますが、保険適用でない治療メニューについては別途自費でお支払頂きます。
しかし、にきびに対して受けられる治療は、受診したクリニックで掲げているメニューの中から
幅広く選ぶことが出来るようになります。 そのクリニックが新しい治療法をいろいろと取り入れている先進的な美容皮膚科クリニックの場合なら、たくさんの選択肢があるのです。
薬剤の種類も、海外で認められている新しくて効果的なものが何種類かあるでしょうし、
美容皮膚科クリニックならではのケミカルピーリングやレーザー治療、フォトフェイシャルなどの光線療法など、様々な
治療選択肢があります。 |
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さて、ここでいくつか疑問が生じてきたかも知れません。 |